母の日イメージ

母の日のプレゼントの思い出

私が、覚えている中で、自分で母の日のプレゼントを買った最初の母の日は、確か小学校3年生だったと思います。
小学校3年生から毎月おこずかいを貰うようになり、プレゼントを友達と買いにいきました。
電車賃とバス代をひくとたいした金額のものは、買えないといくことが分かり、友達と途方に暮れていました、いろいろなお店を見て回ったのですが、やはり自分のもっている金額では、買えるものの選択肢がなく、結局、お花屋さんで一輪だけカーネーションを買いました。
一輪しか買えるお金をもっていませんでしたが、お花屋さんの店員さんは、あれこれ話をきいてくれたり、アドバイスをしてくれました。
私は、赤とピンクがまざったカーネーションを選びました。
店員さんは、きれいにラッピングしてくれ、「お母さん喜ぶといいね。」と言ってくれました。
お母さんにサプライズで渡したいと言ったら、見えないように袋にいれてくれました。
その日は天気が悪かったので、それから急いで帰ろうとしました。
プレゼントを探すのに時間がかかってしまし、帰ってこいと言われていた時間をすぎていました。
電車に乗って最寄り駅まで帰ると、心配したお母さんが、駅まで車で迎えにきてくれていたのでした。
本当は、買ったカーネーションを見つからないようにしたかったのに、その時点でお母さんに見つかってしまいました。
でも、お母さんはカーネーションのことにはふれず、帰りが遅いから心配になって迎えにきたと言い、友達も一緒に車にのせて家まで帰りました。
家についてから、お母さんにカーネーションをすぐに渡しました。
お母さんは、とっても喜んでくれましたが、帰りが遅くなってしまったことをひどく怒られました。
私の母の日の思い出といったら、怒られたことが一番記憶に残っていますが、大人になってから母に聞いたら、そんなことはすっかり忘れていたようで、はじめて私があげたカーネーションをこっそり押し花にしていたのを見せてくれました。
怒られた印象しか残ってなかったのに、母にとってはうれしい記憶となっていたようでした。
あれから、私は母の日のプレゼントは、毎年渡していますが、カーネーションは、渡していません。
今年は、母がちょうど還暦をむかえるので、あのときと同じピンクと赤のまざったカーネーションを60本花束にして渡そうかなと思っています。
母もまた押し花をつくってくれそうなので、期待しています。
押し花をしおりに加工して、孫が生まれたらこっそりあの日のエピソードを付け加えて、わたしてほしいなと思っています。

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